本/日本.茶の湯.茶碗.図鑑/加藤唐九郎.月形那比古.各務周海/裏銘の商品情報
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- 落札価格:
- 7,000円
- 入札件数:
- 69(入札履歴)
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- サイト
- ヤフオク!
- 残り時間
- 終了
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- 開始価格
- 200円
- 入札単位
- 250円
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- 数量
- 1個
- 商品状態
- 中古
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- 開始日時
- 2016年7月29日 22時43分
- 終了日時
- 2016年8月5日 23時38分
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- オークションID
- j401961795 (この商品をヤフオク!で見る)
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■商品説明
■■『書籍』・・・■■ ●●『日本・茶の湯・茶碗・図鑑』・・・●● ―”光芸出版”― ■発行日=昭和63年8月20日・(初版第1刷発行)。 平成1年5月31日・(初版第2刷発行)。 ■発行所=株式会社・光芸出版。 ■定価=10000円+税。 ■表紙カバー・厚布表紙。 ■サイズ=19×26.5×3.5cm。 ■状態。 ●表紙カバーに・多少の痛み・ヤケが有ります。 ●本誌内に・わずかな・ヤケが・見えますが ●大きな・ダメージは無く ●年代的には・状態に思います。 ◆◆注意・・・◆◆ ★表紙カバーに・多少の痛み・ヤケが有ります。 ★発行日より経年を・経て下ります。 コンディションに係らず・古書で有る事を、 充分に御理解の上・御入札下さい・・・・!! ●全・570ページ・光沢上質紙・・・!! ◆愛読者カード・(はがき)・付属。 ●図版・552点・(作家)・カラー!! ◆図版は・個々に・大きく掲載されて下ります。 ●図版頁に・・!! ◆作家作品・(口径)。 ◆生年月日・(没年)・住所・解説・価格。 ◆作家写真・(白黒)・落款・印章・他。 ★ほぼすべての、作家写真・(白黒)・の下 に、箱書き・裏銘・等の、サインが掲載 されています。 価格は、全てに掲載は有りません。 ●資料・蒐集などの参考に・・・!! ●探されていた方はこの期会に・・・!! ●詳細は・Q&A・より問い合わせ下さい・・・!! ●以下・詳細をご覧下さい・・・!! ◆掲載案内は・抜粋して下ります。 ◆数字記載は目視です・間違いは御容赦下さい。 ●掲載を抜粋紹介し・「タイトル」・と致します・・・!! ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ ■■『図版』・・・■■ ―”(全・カラー)”― ●加藤唐九郎。 ―”明治31年1月17日生”― ―”昭和60年没”― ◆あけほの志野・銘・「夢枕」。 ★現代陶芸を代表する作家。 天才的技法と古陶に対する鋭い観察眼を もとに類々の名陶を世に出し、志野・織 部・黄瀬戸・瀬戸黒など、地元伝統の作 品はもちろん、伊賀・信楽・唐津などで も非凡な腕をみせた。 世に名高い永仁の壺事件後も名声はさら に高まり、一切の肩書にこだわらず超野 人として豪快な生活がそのまま作陶に反 映し、唐九郎人気は昭和60年没するま でとどまることをしらなかった。 この作品は・”あけぼの志野”・と称され る、唐九郎茶碗。 とりわけ晩年の円熟した境地がうかがえ る名品である。 ちなみに唐九郎の作品は没後も価格は高 騰し、なかんずく茶碗は1千500万円 から1千800万円と桃山時代の古名陶 に迫るものがあるといわれている。 ●楠部彌弌。 ―”明治30年9月10日生”― ―”昭和59年没”― ◆「印華遊鶴文」。 ★略・・・・・。 ★掲載の茶碗は、華やかな金彩や色絵のも のと違い、鮮三島風の印華文の落ちつ いた作風で、釉象嵌と刷毛目の組合わ せであり、渋ごのみの茶人によろこば れよう。 ●三輪休和。 ―”明治28年4月20日生”― ―”昭和56年没”― ◆「紅萩」。 ★略・・・・・。 ★作風は、藁灰釉を調整し、温か味のあるソ フトな白釉を開発、その独自の釉調から・ ”休雪白”・と称され愛陶家に称賛された。 また、従来は大作にしか施さなかった白 萩釉を、香合などの小品に施す工夫を行 い、萩焼普及に多大な貢献をしたという。 ●荒川豊蔵。 ―”明治27年3月21日生”― ―”昭和60年没”― ◆「志野」。 ★略・・・・・。 ★昭和30年人間国宝。さらに46年文化勲 章をうけ、日本陶芸界の最高峰に登りつ めた。 この作品は、いかにも荒川志野らしく、 姿もやさしく釉の白さもあたたかな佳作 である。 ●板谷波山。 ―”明治5年3月3日生”― ―”昭和38年没”― ◆「草花文平」。 ★略・・・・・。 ★作品はいずれも端正な容姿と滋潤な釉色、 さらに加えて秀れた薄肉の彫刻文様が特 徴となっている。 この平茶碗も見込みに草花文が刻された 品格の高い名碗である。 波山作品は今やほとんど古美術品扱いで 茶碗は1千万円をくだらないといわれる。 ●金重陶陽。 ―”明治31年1月17日生”― ―”昭和60年没”― ◆「備前」。 ★略・・・・・。 ★27年無形文化財。 30年日本工芸界設立に参加。 同会理事を歴任。のちに紫綬褒章、勲四 等旭日小綬章なども受けたが、作者最高 の栄誉は、31年の人間国宝である。 いままで苦境にあった備前界が、この作 家の活動により俄に活況をとり戻したこ とから、備前中興の祖と呼ばれる。 ●石黒宗麿。 ―”明治26年4月14日生”― ―”昭和43年没”― ◆「赤絵」。 ★略・・・・・。 ★現在、中国風の作品を作る作家はすくない が、石黒陶芸の先駆的役割は大きなもの がある。 掲載の赤絵茶碗は、石黒作品の中でも珍 しく、したがって他の作品にくらべると 高価といわれる。 ●中里無庵。 ―”明治28年4月11日生”― ―”昭和60年没”― ◆「唐津」。 ★略・・・・・。 ★この茶碗は、おだやかななかにも唐津らし い重厚さがうかがえ、使い込むほどに滋 味がでるもの。 ●北大路魯山人。 ―”明治16年3月23日生”― ―”昭和43年没”― ◆「備前土」。 ★魯山人ブームは現在も一向に衰えをみせな い。 最近テレビ放送された・「炎の料理人―北 大路魯山人」・の中にいくつかの料理にこ の人の食器が使われている場面は、料理と 器が見事な一体感をみせ、天才魯山人の面 目躍如たるものがあった。 魯山人は京都上賀茂神社の社家北大路家に 生まれた。 のち事情があって幼少のころから他家を転 々としたが、書・篆刻・扁額に秀れ、やが て数寄者で著名な内貴清兵衛氏の援助を受 け、さらに天性の味覚を武器に大正末期か ら東京山王の日枝神社近くで星岡茶寮を開 き、この特別料亭で用いる多種多様なやき ものをつくった。 風格あふれる雅陶は、いずれも鎌倉山崎の で製作されたもの。 掲載作は、備前の土を用いた、数すくない 茶碗の一つである。 ●濱田庄司。 ―”明治27年12月9日生”― ―”昭和53年没”― ◆「鉄絵」。 ★無名工人の手で作られた工芸品の中から・” の美”・を見出す、いわゆる民芸運動は、 宗悦氏らによって進められた。 作者はこの運動を代表する一人として世に 出た。 東京工校、京都陶磁試験所などで学び、の ちイギリスの陶芸家故バーナード・リーチ 氏と共同で西欧ではじめて登り窯を築いた。 昭和に入って栃木県益子町に陶房開設。 やがてこの人を慕って若手作家が大勢益子 に入り、今や三百とも四百ともいわれる作 家や志望者がひしめく陶郷となってその名 を高めている。 日本民芸館設立にも参加。 昭和三十年には人間国宝に指定。 また、日本及び各国で収集した品や自作を 展示する益子参考資料館を建てた。 ●藤原啓。 ―”明治32年2月28日生”― ―”昭和58年没”― ◆「備前」。 ★略・・・・・。 ★茶陶・花器・食器などを作るが、とりわ け、徳利とぐい呑みは天下一と評される。 みずからも酒をたしなみユーモアあふれ るエピソードも多く、並の陶芸家とは一 味も二味もちがう個性の持ち主であった。 昭和四十五年備前焼の人間国宝に指定さ れた。 ●楽吉左衛門。 ―”大正7年10月31日生”― ―”昭和55年没”― ◆「赤楽」。 ★楽焼は豊臣秀吉の命によって長次郎が焼い たのがはじまりといわれる。 この長次郎を初代に天正五・六年頃から 二代常慶・三代のんこう・(道入)・四 代一入・五代宗入・六代左入・七代長入・ 八代得入・九代了入・十代旦入・十一代 慶入・十二代弘入・十三代惺入と、三百 八十年余もつずき、十四代楽吉左衛門覚 入にいたる。 楽家は茶道家元千家の定めた諸道具・”千 家十職”・の筆頭で、ここで作られた茶碗 を本業と称し、他のものはすべて脇窯と呼 ばれる。 この十四代楽吉左衛は、東京美校・(現芸 大)・出身。 父惺入より家伝の陶技をうける。 掲載作品は、赤の雲形のいぶりが面白く景 色を添えている。 昭和五十二年に楽美術館を設立。 五十三年、技術保存無形文化財の指定をう けている。 ●河井寛次郎。 ―”明治23年8月24日生”― ―”昭和41年没”― ◆「蔓草文」。 ★故柳宗悦氏の民芸運動の中心人物の一人。 京都市立陶磁器試験場を経て、大正9 年に京都五条坂に築窯し本格的陶芸製 作に入る。 昭和4年に院展・帝展の無鑑査になり 、同12年パリ万国博でグランプリを うける。 現在五条坂の陶房は生前のまま保存さ れ・「河井寛次郎記念館」・として花 器・壺・それに書などが展観されてお り、寛次郎ファン、民芸愛好家はもと より、一般の愛陶家にも好評という。 河井作品は、多彩な釉法を使い、素朴 で、いわゆる民芸風とでもいうべき力 強さをもち、その個性は強烈である。 茶の湯茶碗は、あまり多くを見ないが 、この作品は見込みに大らかな蔓草を 緑釉などで描き、胴の下方から腰、高 台にかけて飴釉めぐらせて灰釉と掛分 けている。 いかにも、健康的な雰囲気を持つ一碗。 ●近藤悠三。 ―”明治35年2月8日生”― ―”昭和60年没”― ◆「笹染付」。 ★略・・・・・。 ★この作品は、力強い笹文が魅力。 染付といえば、ややもすれば古作の写 しが多い中で、現代感覚にマッチした 優品である。 ●坂高麗左衛門。 ―”明治45年4月26日生”― ―”昭和56年没”― ◆「萩」。 ★略・・・・・。 ★坂高麗左衛門の萩は朝鮮井戸茶碗風のも のが多く、ダイナミックなロクロ目、豪 壮なカイラギなどの個性ある作品が特徴。 この茶碗は一見おだやかな作ではある が重厚さがうかがえる。 ●田村耕一。 ―”大正7年6月21日生”― ―”昭和62年没”― ◆「鉄丸文」。 ★略・・・・・。 ★掲載作のような陶胎に鉄絵で簡素な文様を 施す伝統技法を基本とし、晩年は青磁に 絵付を加える実験的手法を用い新風をま きおこすなど、現代陶芸界の最高峰に連 なる一人である。 六十一年人間国宝。 ●小山冨士夫。 ―”明治33年3月24日生”― ―”昭和50年没”― ◆「種ヶ島」。 ★略・・・・・。 ★掲載の、種ヶ島茶碗に見るように、みず から種ヶ島に渡り中里隆氏ら協力者を 得、土地の土で焼き、さらに種ヶ島土 を取り寄せて多くを作ったが、特に南蛮 風柿のへた茶碗は右に出る者がいない。 それほど破格な味わいがあり、称賛さ れている。 ●川喜田半泥子。 ―”明治11年11月26日生”― ―”昭和38年没”― ◆刷毛目・銘・「有明の月」。 ★大阪市出身。本名を久太夫政令。 第百五銀行の頭取をはじめ事業家とし て高名であった。 それ以上に大正・昭和初期の茶人とし ても第一級品の人物とされている。 書画・俳句をよくし、また、早くから 陶芸に興味をもち、 大正11年三重県津市の千歳山に窯を 築き作陶に傾倒した。 作品は豪快なものが多く、光悦・乾山 に学ぶものもすくなくない。 ”昭和の光悦”・と称す向きもあり、そ の作風は専門陶芸家をして瞠目させる ほどに魅力にあふれていた。 昭和31年、津市長谷山下の広永に窯 をうつし、数多くの弟子を育成した。 この地の陶業所はいまも製作をつづけ ている。 掲載作品は、朝鮮の古陶で茶人が好む 刷毛目にならったもの。 古趣ゆたかな品ということができよう。 ●河本五郎。 ―”大正8年3月15日生”― ―”昭和61年没”― ◆「灰釉」。 ★略・・・・・。 ★俗に瀬戸の御三家・(ほかに鈴木青々・ 加藤舜陶氏)・として声価を高め、掲 載作のような秀逸な灰釉のものを数多 く残してきたが、晩年は伝統的な瀬戸 の技法を踏まえながら、幻想的な染付 ・赤絵で独特の世界を表現し新分野を つくった。 瀬戸といわず現代陶芸界の代表格であ り、その活躍はめざましいものがあっ た。 ●清水卯一。 ―”大正15年3月5日生”― ◆「蓬莱耀」。 ●三輪休雪。 ―”明治43年2月4日生”― ◆「鬼萩」。 ●山本陶秀。 ―”明治39年4月24日生”― ◆「備前胡麻」。 ●金城次郎。 ―”大正1年12月3日生”― ◆「魚紋」。 ★略・・・・・。 ★沖縄陶器で県無形文化財。 沖縄タイムス芸術選奨、日本民芸館員、 国画会展会友優秀賞、現代の名工展労働 大臣賞ほか受ける。 六十年には、線彫り・(魚文・海老文)・ など沖縄の伝統的陶芸の技法を身につけ た第一人者として、沖縄初の人間国宝と なる。 琉球陶器の特色は、東南アジアの様々な 技法・(中国系・朝鮮系・南方系)・の 渾然一体となって流入し、それが独自の 発展をとげたところから生じたが、作者 はその技術交流を自分のものにしてつく る。 ●本阿弥光仙。 ―”明治33年9月30日生”― ◆黒・銘・「幽玄」。 ●松井康成。 ―”昭和2年5月20日生”― ◆「練上破調」。 ●岡本欣三。 ―”大正3年5月1日生”― ◆「玻玳盞天目」。 ●今泉今右衛門。 ―”大正15年3月31日生”― ◆「色鍋島薄墨すすき文」。 ●大樋長左衛門。 ―”昭和2年10月28日生”― ◆「飴」。 ●加藤卓男。 ―”大正6年9月12日生”― ◆「鼠志野」。 ●谷本光生。 ―”大正5年10月5日生”― ◆「伊賀」。 ●島岡達三。 ―”大正8年10月27日生”― ◆「塩釉」。 ★東京出身略。 父は組紐師島岡米吉氏。 昭和十六年、東京工業大学窯業課卒業。 二十一年、ビルマより復員後益子へ入る。 故濱田庄司氏に師事し、二十八年独立す る。 日本民芸館賞など受賞。 国画会工芸部に所属し活躍。 五十五年には栃木県文化功労賞をうけて いる。 また、世界諸国を歴訪、各地で作陶・講 演・個展を開催する国際派でもある。 濱田庄司亡き後、益子といわず日本民芸 会を代表する屈指の実力工である。 掲載作は、もっとも得意とする塩釉窯変。 この塩釉と縄文象嵌が作者にとっていわ ば陶技の車の両輪となっている。 ちなみに、この茶碗は近作ではない。 箱裏の書付けには・”昭和四十七年八月 ・シドニー作”・とみえる。 ●各見政峯。 ―”大正10年3月28日生”― ◆備前窯変・銘・「やすらぎ」。 ●加藤春鼎。 ―”昭和2年4月1日生”― ◆「引出黒」。 ●鈴木蔵。 ―”昭和9年12月1日生”― ◆「志野」。 ★荒川豊蔵氏、加藤唐九郎氏亡き後の美濃 陶芸界を代表する一人。 志野一筋につくり、他の追随をゆるさ ない。 昭和四十三年の独立以来・”蔵ブーム” ・をまきおこし人気絶頂。 当時の新鋭も、いまは円熟の境に入り 大家に位置する。 形・釉調・焼きあがりが理想的に一体 となって作品は、優雅さと力強さを兼 ね備えており、また一作ごとに新しい 試みに挑戦する前向きの作陶態度は高 く評価されている。 この作も大らかで茶味あふれる完璧な までの優品である。 ●沈壽官。 ◆「盛金七宝繋文」。 ●佐々木正。 ◆「黒織部」。 ●河村又次郎。 ◆「刷毛目」。 ●鈴木爽司。 ◆「菖蒲図」。 ●坂田泥華。 ◆「萩」。 ●山本雄一。 ◆「備前胡麻」。 ●若尾利貞。 ◆「志野」。 ★今は亡き加藤唐九郎氏が・”将来の大器 ”・の一番手に名をあげた一人である。 近年桃山茶陶の武将風茶碗は数少なく なりつつあるが、「若尾志野」・には 豪快で無限の雄大さがある。 戦いに明け暮れる武将が・”動中静”・ の陣中で茶の湯に好んで用いた一碗、 そんな風景を呼び寄せるような雰囲気 がある。 美濃の土を使い、口づくり、高台、見 込みなどゆったりと、それでいて重厚 な作り込み、時間をかけて、たっぷり と焼きあげた肌は志野の特徴がよくで ている。 ★110万円。 ●辻清明。 ◆「信楽」。 ●山田勢児。 ◆「志野」。 ★略・・・・・。 ★この作は、地元もぐさ土を砕いて成形し、 長石釉を分厚く、濃淡を考えて掛け、四 日間にわたり焼いたもの――という。 作者独特の大小のかいらぎ、あまり強く ない火色がバランスよく出ていて、形も 重厚・”勢児志野”・と一目でわかる出来 栄えの力作である。 ★80万円。 ●藤原雄。 ◆「備前」。 ●玉置保夫。 ◆「赤志野」。 ★略・・・・・。 ★この作は、赤志野。 志野焼の一種で、素地に鉄泥を化粧掛 けし、その上に長石釉を掛けて淡赤色 に発色させるもの。 鼠志野と同じ手法だが、化粧掛けの鉄 分が少ないので赤色になる。 人柄が温和で素直だけに、大らかな作 風が特徴のこの人らしい出来だが、大 らかさの中にも品位と高格をもった力 強い一碗である。 ●藤原敬介。 ◆「備前志野」。 ●月形那比古。 ―”大正12年5月22日生”― ―”岐阜県土岐市泉町五斗蒔”― ◆鬼志野・銘・「大虚」。 ★号を月心斎、鬼翁と称する。 故荒川豊蔵氏の作陶精神に傾倒し、志野 を中心に焼く。 なかでも、昭和41年に開いた天正窯に よる鬼志野は有名である。 現代陶芸界で独自の世界を創り出し、人 格・作品ともに強烈な個性を放つ。 この茶碗は掌中の珠を見るが如き・”慈悲 心”・は世にいう茶碗の見方を越えて、・” わび・さび”・ 以前の真美の世界をかもし だしている。 天正窯の炎によって研磨された鬼志野の肌 合いは自然釉窯変志野の輝きとなっている ――と作者は情熱的に語る。 成形もまた、従来の茶碗のイメージを越え た独特のもので・”月形鬼志野”・の面白さ が躍如としている。 ★680万円。 ●瀧口喜兵爾。 ◆「黒織部」。 ★略・・・・・。 ★この作は黒織部。 近ごろ絵の描いてある黒織部茶碗は少々軽 いような気がするので、黒釉を掻き落し、 そこに白釉を入れて模様とした―というも の。 さすがで、ダイナミックな出来。 ★35万円。 ●瀧田項一。 ◆「白磁筒」。 ★略・・・・・。 ★白磁の柔らかい肌合いと、掌の中に程よく おさまるあ たたかい形態、とくに筒茶碗ならではの 窄んだ口つくりで、飲みやすいように気 を配った―という。 ちなみに胎土は会津大久保陶石を水簸、 釉は栗木灰が主体とのこと。 ★20万円。 ●林正太郎。 ◆「赤志野」。 ★略・・・・・。 ★作者は織部、黄瀬戸、天目などもつくるが 代表技法は志野。 亡兄に勝るとも劣らないダイナミックな 造形と釉調は、正太郎志野と一目瞭然で ある。 この作は、火色が新鮮な赤志野。 鉄釉の化粧掛けで下地をつくり、その上 に掻落しを加え長石釉を二重掛したもの。 ●中島宏。 ◆「青瓷天目」。 ●松井與之。 ◆「備前」。 ●鈴木茂至。 ◆「信楽」。 ●原田拾六。 ◆「備前」。 ●上田直方。 ◆信楽・銘・「雲間」。 ●谷本景。 ◆「伊賀沓」。 ●村田珠光。 ◆珠光窯変鬼志野・銘・「深山」。 ★略・・・・・。 ★この作は、珠光窯変鬼志野と名づけれた 熟作である。 長時間、焼きに焼きつずけなければ、 これほどの強 力な窯変にはならないだろう。 志野の概念にあてはまらぬ、超個性的 な出来である。 ★70万円。 ●岡田輝。 ◆「備前」。 ●草薙榛竹庵。 ◆志野・銘・「あけぼの」。 ●田中佐次郎。 ◆「彫唐津」。 ●本阿弥光隆。 ◆赤楽・銘・「翁」。 ●谷本洋。 ◆「鬼伊賀」。 ●畝尾典秀。 ◆「備前」。 ●新開年山。 ◆赤楽窯変・銘・「雲竜」。 ●新歓嗣。 ◆「伊賀」。 ●利茶土ミルグリム。 ◆鬼志野・銘・「松涛」。 ★略・・・・・。 ★この作は蹴りロクロで成形したあと、手ロ クロで形、口造り、高台を仕上げ、文様 は生乾きのうちに化粧掛けして掻き落し 、釉薬を掛けて薪と重油で二日間焼いた ――という。 その堂々たる作意は、現代感覚あふれた 新鮮なデザインによく現われている。 ●各務周海。 ―”昭和16年12月20日生”― ―”岐阜県恵那市長島町永田557-4”― ◆「黄瀬戸」。 ★美濃陶芸の中心地多治見市に近い恵那の地 に穴窯をつくり、志野中心に、地元伝統 の作品をつくっている。 この作は黄瀬戸。黄瀬戸は茶人間に人気 の高いものである。 ぐい呑手・あやめ手・菊皿手の三種類に わかれるが、これはあやめ手のあぶらげ 肌のものである。 力感のある造形・焦げ・タンパン・あぶ らげ手の三条件を兼ねそなえ、従来多い この手の向付様の形から脱したものを目 ざした――という。 とかくガラス状の光沢になる灰釉の一種 である黄瀬戸釉を、テラつかせず焼きあ げること。 またタンパンは不安定なものなので焼成 に苦労した――とも。 形もよく締まっており、釉調もおちつき 、タンパンの景色もよい上りとなってい る。 ●他・(多数)・・・・!! ■■『茶の湯茶碗寸感』・・・■■ **”黒田和哉”** ●茶碗の起源。 ●茶碗の系譜。 ◆唐物茶碗。 ◆高麗茶碗。 ◆和物茶碗。 ■■『五十音順・原色登載作品索引』・・・■■ ●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●● ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ ■入力のミスはご容赦下さい。 ■他の出品も、是非御覧下さい。 ■商品詳細文の転用は堅くお断り致します。 ■■入札案内・・・■■ ●状態はすべて点検済ですが、 ●見落し等が無いとは言えません。 ●見解の相違も御座います。 ●御了承、御理解の上、入札下さい。 |
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